あなたは損をしている!?〜宅建士が教える賃貸契約の秘密〜

不動産
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(2020年4月26日更新)

 

まーさブログ

『あなたは損をしている!?〜宅建士が教える賃貸契約の秘密〜』

について紹介したいと思います。

 

今回はみなさんが今まで1度は経験しているであろう

引越しの際にかかる賃貸契約の秘密を大公開していきたいと思います。

そして提示された内容が

どのような費用か理解できているでしょうか?

 

こんな人におすすめ

 

  • 近いうちに引越しを検討している方
  • 周りで引越しを検討している人がいる方
  • 今後は損したくない人

 

この記事を読むと

 

  • 賃貸契約の見積もりについて理解することができる
  • 不要な項目を理解することができる
  • 不動産と対応に交渉することができる

 

損をしないための知識

 

今回は以下のお見積もりを元に

必要となってくるもの、不要なものについて

解説していきます。

 

※費用削減には不動産やオーナに交渉する必要があります。

 必ず項目がなくなるものではありませんので

 あらかじめご注意ください。

 

 

 

簡単に上のお見積もりに対して

必要な費用・不要な費用について

記載してみました。

 

今回の場合、全額で361,673円で初期費用を契約していますが

交渉をすればさらに費用を削減できた可能性が高いです。

交渉次第では74,800円の費用削減ができた可能性があります。

 

そんなー。。。

ってことにならないように勉強しましょう!

 

項目ごとに説明していきます。

 

 

必要

不要

1月賃料(日割り)

30190

管理費(日割り)

1670

リブリ会費(日割り)

913

2月賃料

72000

管理費

4000

リブリ会費

2200

敷金

礼金

72000

あすか少額短期保険

18000

※仲介手数料

鍵交換代

22000

室内消毒代

16500

退去時ルーム          クリーニング費用

36300

リブリクラブ入会費

7700

ライベックス    初回保証料

78200

合計

286873

74800

家賃

 

賃貸物件の使用者(入居者)から貸主に支払われる

賃貸料金のことです。必ず必要になります。

 

管理費

 

物件を管理するために必要となる費用のことです。

インターホンや電灯、掃除業者や管理人への人件費などがこれにあたります。

必要な費用となります。

敷金

 

部屋を退去するときの原状回復(生活でできてしまった傷などを直す)費用として、

入居前にあらかじめ払う準備金のようなお金です。

基本的には、原状回復にかかった費用が差し引かれたお金が戻ってきます。

※家賃1カ月分が目安ですが今回は0のため不要です。

礼金

 

部屋を所有する大家さんに対して、お礼の意味として支払います。

敷金と違って、退去時に返金されることはありません。

最近では礼金なしの物件も増えています。家賃1カ月分が目安です。

 

仲介手数料

 

住宅の賃貸借の取引の際、

住む人と貸す人の間に入って意見の調整や契約事務などで

かかる不動産に支払う手数料です。

※不動産手数料0円や0.5ヶ月などありますが

 その秘密については以下で紹介します。

 

鍵交換代

 

基本はオーナは払う費用のため、

住む人が費用を負担する必要はありません。

ガイドラインには鍵の取り替えは物件管理上の問題であるため、

賃貸人が負担することが妥当」と書かれています。

※交渉してみましょう。

 

室内消毒代

 

内容としては害虫駆除、消毒殺菌や消臭除菌。

この費用は新しく住む入居者が負担することが多いです。

実際に何をしているか不透明な作業代のため、

納得がいかない項目でもあります。

任意のため、不要な場合ははっきり伝えましょう。

 

退去時ルームクリーニング費用

 

経年劣化による汚れやキズについては原則、

借主が負担する必要ありません。

しかし、入居時に交わした賃貸借契約の内容によっては、

汚れの程度に関わらず、借主が費用を負担する旨が

特約で定められていることがあります。

 

特約が必須ではない場合交渉ができます。

また、敷金とルームクリーニング費用

一緒に請求されることはほとんどないため

記載がある際は外してもらいましょう。

保証料

 

最近では保証会社の利用が必須という物件が増えています。

連帯保証人を立てることで保証会社を

使用しなくても良い物件はあるため

事前に確認することで初期費用を抑えることが

できる可能性があります。

仲介手数料の秘密

 

不動産会社は賃貸手数料を『賃料の1ヶ月分が上限』と定められています。

しかし『1ヶ月分』は『貸主』と『借主』双方で折半するのが

本来のルールになるのです。

 

 

え!?

俺が1ヶ月払った!!!

 

と、思った人いますよね笑

わかりやすく説明していきます。

 

事務手数料1ヶ月の場合(例)

 

以下については不動産の悪しき習慣となっています。

 

 

大家さんからも借主からも1ヶ月分の費用をもらうことがあります。

レインズと行った不動産の掲示板みたいな場所が

Web上にあります。(宅建業者のみ閲覧可能)

一般的な広告(レインズ掲載費)などは不動産会社が負担するべきだが

貸主から仲介手数料、大家さんから広告料として費用を

もらう会社が多いのが現状となります。

 

またレインズにはAD(広告)費が何ヶ月分もらえる物件か

記載してあるので、不動産会社は利益が大きくなるような

物件をお客様に紹介することもあります。

 

回避策としては複数の不動産会社から見積もりを取ることが

最も重要となります。

 

事務手数料無料物件

 

逆に仲介手数料無料な場合もあります。

大家さんが空室が長く続くのを避けて

手数料を出してまで、客付けを依頼するなどの場合が

考えることができます。

 

 

 

 

賃貸契約で費用を抑えるポイント

 

以下のポイントは絶対にやりましょう。

誰でもできることです。

 

✔️申込前にお見積もりをもらう

✔️他社から相見積もりを取る

✔️不明な項目については納得がいくまで不動産に聞く

✔️消毒代などの単発費用について削る交渉をする

 

知識が少ないため、不動産有利の契約になってしまう

ケースが多いです。しっかりと知識を付けて

納得がいかない部分は交渉しましょう。

 

しかし、全て受け入れてくれることが

難しい場合もあります。

あくまで交渉という形、他社不動産会社から

契約すると行った形を取ってください。

 

まーさの意見

 

不動産業界は業者側の方が圧倒的に

知識を持っており、情報の透明性が担保されていない現状です。

そのため、どうしても借主が提示された金額が全て

正しいと思い、支払をしてしまうことがあります。

 

クリーンにやっている会社も多いので

一概には言えませんが、不動産業界の情報をもっと

透明化する必要があると思っています。

事務処理をするだけの不動産会社はいらないです。

 

不要な支払で損をする人が増えないように

まずはしっかりと調べてください。

その上でわからないことがあれば

DMでもMessageでも良いので聞いてください!

 

その中でお客様から信頼を得ることができる

営業が生き抜くことができる業界になるべきです。

まーさもコツコツと頑張っていくます。

 

最後まで読んでいただきありがとうござじました。

次回も楽しみにしててください。

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