MUP WEEK10〜論理的思考スキル〜

論理的思考スキル挑戦
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(2020年5月30日)

 

まーさブログ

『MUP WEEK10〜論理的思考スキル〜』

について説明したいと思います。

 

市場にサービスをリリースするにあたり、

データを分析する必要があります。

それぞれ分析を行いにサービス設計を始めるという流れになりますので

今回は以下の6つについて説明していきます。

 

  1. 3C分析
  2. SWOT分析
  3. 4P分析
  4. デプス調査
  5. ペルソナ設定
  6. 市場調査

 

 

 

サービス

 

サービス設計の流れ

 

SWOT分析

 

 

3C分析

 

  • Customer=顧客
  • Competitor=競合
  • Company=自社

 

マーケティング環境分析のフレームワークになります。

外部環境や競合の状況から事業の成功要因を導くためのものです。

 

Customer=顧客

  • 顧客ニーズ
  • 顧客の消費行動・購買行動
  • 業界の市場規模

 

Competitor=競合

  • 市場のシェア率
  • 業界でのポジショニング
  • 自社と特性が似ている企業
  • 次の行動に向けての戦略有無

 

Company=自社

  • 差別化ポイント
  • ビジョン・理念
  • 既存のビジネス強み・弱み
  • 業界ポジション
  • 戦略

 

SWOT分析

 

経営戦略や計画の分析を行う際によく使われるフレームワークです。

4つのカテゴリーに分けます。

 

  • S=Strength(強み)
  • W=Weakness(弱み)
  • O=Opportunity=(拡大可能性)
  • T=Threat(縮小可能性)

 

情報を整理することで、競合や市場トレンド、

外部環境、内部環境などの現状を把握することができます。

その後、戦略を決めたり、マーケティングの意思決定を行います。

 

不動産

 

実家の不動産会社でSWOT分析をしてみました。

ざっくりなのですが、みなさんも自分の仕事で

カテゴリーで分けてみてください。

 

Strength(強み)

  • 地主との繋がり
  • 20年以上の実績
  • 駐車場管理で安定した収入

 

Opportunity(拡大可能性)

  • Youtubeなどで認知拡大
  • ITの導入(SNS連携)
  • 地域の不動産のコミュニティ形成

 

Weakness(弱み)

  • ブランド名ない
  • 家族経営のため複数名に対応が困難
  • ITが導入できていない

 

Theart(縮小可能性)

  • 家を買う人が少ない
  • 空き家問題
  • 車所有者の減少

 

4P分析

 

4つの視点を組み合わせて企業戦略を策定するための手法です。

マーケティングミックスとも呼ばれています。

課題を抽出することができ、製品が売れない際に分析したり、

市場展開する際の戦略を立てる際に使用されます。

 

4P

 

Product(製品)

デザイン・ブランド名・パッケージ・保証などがあります。

競合の強み、自社の強みを検討しながら分析する必要があります。

 

Price(価格)

市場で販売するための価格です。

自社のブランドや価値を検討して、分析する必要があります。

獲得するターゲット層にも影響があるので、

慎重な検討が不可欠となります。

 

Place(流通)

製品を市場に流通させるための流通経路や販売する場所です。

流通網を拡大することで新しい機会を創出することができます。

製品の特性やターゲット層に合わせた流通を整備する必要があります。

 

  • コンビニ?
  • テイクアウト?
  • デリバリー?

 

Promotion(販売促進)

市場の顧客ニーズを満たす製品を製作し、ターゲット層を決めて

そのターゲットそうに購入機会を提供できる流通・販売経路確保する。

どのように打ち出していくのか?

 

市場調査

 

市場の動向、顧客を把握することで戦略を立てることができます。

どのように利益を伸ばすことができるか、仮説を立てて検証します。

 

市場規模

①サービスを必要としている人数 × ②そのサービスに支払うお金 

 

ニーズ調査

 

消費者のニーズをを探る行動のことです。

多くの人に『こんなサービスがあったらどう?』と

シンプルにヒアリングをすることが大切です。

 

とにかく多くの人に聞いてみて自分が考えたサービスや物を

主婦ならどのように感じるか、友人ならどう感じるか、

先輩に聞いてもらうとどう感じるか、

とことんニーズの調査をすることが『ニーズ調査』には重要です。

 

 

②については

デプス調査』+『メンタルアカウンティング』が必要になります。

 

デプス調査

 

基本1対1のインタビューで調査します。

表面的な話ではなく、対象者の生活・行動を詳細に

掘り下げていくことができます。

そして対象者の回答に対して『なぜ?』を3回聞くようにして

深堀することを意識しましょう。

 

流れ

  1. スモールトーク
  2. ライフスタイル質問
  3. ワンヘッド質問
  4. WHYを3回聞く

 

デプスインタビュー

 

デプスインタビュー用のシートを

自分なりに作成して準備しておくようにします。

 

 

スモールトーク

日常会話でリラックスされることが目的です。

そして自己開示を積極的にしてください。

自分の勤務年数や趣味など、なるべく多くの情報を知ってもらい

安心感を与えてください。

 

ライフスタイル質問

趣味、家族構成、出身、仕事内容、1日の過ごし方、子供の話、

平日と休日の使い方、お金の使い方などその人の

行動や考え方について確認します。

 

ワンヘッド質問

実際の年収や、家庭の経済状況、そしてローンなどの残高など

突っ込んだ質問をして普段聞き出すことができない情報を

引き出すことを意識してください。

 

あくまで聞きやすい雰囲気の中で

無理やり聞くことはやめましょう。。。

 

WHYを3回聞く

聞いてもらったサービスや者について

意見を行ってもらったり、なぜ必要か・不要だと思うのか

など『WHY=なぜ?』を3回聞くような質問をします。

 

 

インタビュー中に重要なこと

  1. ポロリと口にする言葉を必ずメモする。
  2. 自分のサービスは必ず最後に紹介する。

 

 

メンタルアカウンティング

 

人が何に対して意思決定する際に、様々な要因で購入を検討します。

 

例えば、

コンビニで買う夜ご飯は節約しようとしますが、

女性と行くディナーは高級ならケチらない。

 

飲み代を節約してブランド物を買ってしまう、など

人によって安い、高いは判断されるため

このサービスに価値を出して判断してもらうことが必要となります。

 

ペルソナ分析

 

架空のユーザを設定して、その人物に満足してもらえるように

商品やサービスを設計するマーケティングの手法となります。

 

実際に人物が存在しているかのように、

年齢、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観など

リアリティのある詳細な情報を設定してください。

 

ペルソナ分析

 

どのユーザが利用したいと思っているかを検討し、

どのくらいの価格設定や価値であればサービスを利用してくれるか

分析することによって、市場規模を図ることができます。

 

そして、サービスを提供することで

市場に普及させるために以下のような『普及曲線』を理解する必要があります。

 

普及曲線

 

 

新規でサービスを提供する際に、

『イノベータ』と『アーリアダプター』の層に

まずは満足してもらえるようなサービスを実施します。

 

ニッチな戦略であればあるほど、

『イノベータ』と『アーリアダプター』の層に

興味を持ってもらい口コミで広げていくことができます。

※世界で唯一のワインと刺身のお店など(ニッチ層をターゲティングする)

 

そうすることで膨大な広告料を払うことなく、

集客することができます。

そして市場でのサービス提供を実現することができます。

 

まとめ

 

サービス

 

サービスを設計するためには以下分析と調査が必要となります。

  1. 3C分析
  2. SWOT分析
  3. 4P分析
  4. デプス調査
  5. ペルソナ設定
  6. 市場調査

 

お客様、自社、他社、市場、など様々な分析を通じて、

サービスを設計していることが重要です。

そして自分のサービスを多くの人にサービスについて聞いてもらい

意見・評価・必要性などをアドバイスしてもらうことが必要です。

 

何度も繰り返して実施することによって、

サービスの精度を上げることができるので

しっかりとフレームワークを使って、サービス設計をしてください。

 

まーさの感想

 

独自のサービスを設計する際に、

感覚的な部分で検討をしてしまう部分があるのですが

しっかりとしてフレームワークを使用して、分析することにより

成功の可能性を上げることを学ぶことができました。

 

成功するには理由があるということを

感覚的ではなく、頭で理解することができる内容でした。

 

今後も独自のビジネスを展開する際に

フレームワークを活用して、より多くの意見を

参考にしながらサービス設計したいと思いました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

感想もらえると嬉しいです。

 

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