こんにちわ!
まーさ(@masayuki.hayakawa)です。
今回は財務スキルの学べる内容となっています。
【MUP WEEK19】で学べる財務スキルの
キャッシュフロー計算書についてわかりやすく
説明していきます。
サラリーマン4年目で、
IT企業の営業をしています。
経営者を目指して、ここでは起業するために
必要なスキルを発信しています。
今回はMUPWEEK19の内容です。
前回記事
事前に読みたい記事
主に以下のことについて簡単に説明していきます。
キャッシュフロー計算書を理解することができれば
会社としての経営状況を判断することができます。
自分で経営をする際や投資をする際に会社の
経営状態を把握することは必須のスキルとなります。
キャッシュフロー(C/F)計算書とは
現金の流れを意味し、主に、企業活動や
財務活動によって得られた収入から、外部への
支出を差し引いて手元に残る資金の流れ
実は、中小企業は、キャッシュフロー計算書の
作成義務はありません。上場企業など、
有価証券報告書の提出義務がある企業のみが
対象となります。
しかし!企業の大きさに関係なく
キャッシュフロー計算書は作成するべき書類です。
なぜなら、企業の財務状況を明確にすることが
できるためです。
キャッシュフローを理解するための3つ要素
キャッシュフロー計算をで大きく分けて
記載されている要素が3つあります。
- 営業活動:本業活動で現金がどの程度増減したか
- 投資活動:投資によってどの程度現金が増減したか
- 財務活動:資金調達と返済でどの程度現金が増減したか
■例)ソフトバンク
営業活動:本業で1.5兆円を稼いだ
投資活動:4.2兆円で投資活動を実施した。
財務活動:2.3兆円を資金調達をした。
期末に残っている現金が2.1兆円となりました。
営業活動CF
営業活動キャッシュフローでは
企業の活動によって流入、流出した現金の動き
を表しています。
- 商品を販売して手に入れた現金
- 材料を仕入れるために支払った現金
- 広告宣伝費など販管費支払いに流出した現金
営業活動での資金がプラスになれば
投資の財源を確保することができたり、
株主に利益還元するための財源にできます。
マイナスの場合は
投資で回していたお金を本業の活動に使ったり
事業基盤の改善をしなければいけません。
営業活動のキャッシュフローは
3つの要素の中で一番大事
投資活動CF
財務活動キャッシュフローでは
企業の投資活動によって、会社に流入、
流出した現金の動きを表してます。
マイナスだからダメではなく、
むしろマイナスになっている方が積極的に
投資をして事業を拡大しているため理想的とも言えます。
要因としては拡大していくために設備の投資や
子会社への投資などがある。
投資財源をどこに投資しているかを見ることができます。
例えば、工場などの設備なら拡大していこうとしている。
ベンチャー企業に投資しているのであれば、
どの分野に力を入れようとしているか、わかります。
そのため、積極的に展開するという意味で
期待ができるマイナスの方が良いと判断できます。
財務活動CF
財務活動は
資金調達と返済による現金の動きを表しています。
財務活動が上を向いていたら、資金を調達している。
下向いていたら返済しているなどが考えられます。
その他では、企業が上場し資金調達をした場合、
この区分が大きくプラスとなる場合が多いです。
■3つの数字のおさらい
プラス | マイナス | |
営業活動 | 本業で資金を獲得 | 本業で資金が流出 |
投資活動 | 設備や株を売却 | 設備や株へ投資 |
財務活動 | 資金を調達 | 返済 |
経営の種類
各活動の動きで企業がどのフェーズにいるか
推測することができます。
以下の6つについて理解できていれば、
調べた会社がどのようなキャッシュフローなのか
わかることができます。
- 健康経営
- 攻め型
- 治療型
- 衰退型
- 勝負型
- 東芝財務
■安定経営
本業で儲かっていて、
その資金を投資や借入の返済している。
■攻め型
本業で儲かっていて、
資金を投資して足りない分を借入している。
■治療型
本業や設備売却で資金を得て、返済に当てる。
■衰退型
本業で資金がでて、設備を売却して返済を進める。
■勝負中
資金繰りが難しくて流出しているが、
借入によって投資を実施している。
■東芝の財務諸表
現金が欲しいため、事業を売却しまくっている。
まとめ
キャッシュフロー計算をで大きく分けて
記載されている要素が3つあります。
- 営業活動:本業活動で現金がどの程度増減したか
- 投資活動:投資によってどの程度現金が増減したか
- 財務活動:資金調達と返済でどの程度現金が増減したか
■3つの数字のおさらい
プラス | マイナス | |
営業活動 | 本業で資金を獲得 | 本業で資金が流出 |
投資活動 | 設備や株を売却 | 設備や株へ投資 |
財務活動 | 資金を調達 | 返済 |
6つのパターンを知っておくことで
自分が興味を持った会社が現在どのキャッシュフローの
状態にいるか判断することができます。
- 健康経営
- 攻め型
- 治療型
- 衰退型
- 勝負型
- 東芝財務
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回は財務スキルのキャッシュフロー計算書について
学ぶことができる内容でした。
実際にMUPに興味を持った方は
以下記事もご参考にしてみてください。
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